最近のFF11

少し前までこの日記は毎日書くことがFF11に関してばかりだったけど、
最近は全く書くことがなくなった。それもそのはず、全くプレイして
いないからだ。
去年の4月に3枚目の追加ディスク「アトルガンの秘宝」を入れたにも係わらず
たいして遊んでいない。ミッションはほとんどやっていないし、青魔も
LV50で止まっている。
さらに12月にはWiiを買ったこともあり、FFをプレイする時間がなくなった。
それまではプレイしなくても毎日競売の商品入れ替えだけはお金稼ぎの
ためにやっていたわけだが、今年に入ってからそれさえもやっていない。
プレイしないのにお金稼いでも仕方ないしなぁ・・・と。
去年の3月にFF12が出たときも、集中してプレイするため1か月とかは
休んだりした。要するにオフラインのゲームがたくさんあるから
オンラインのゲームにまで手が回らないのだと思う。
しかし、オンラインの方に魅力があればそっちを優先するだろうし、
確かに今まではオンラインを優先していた時期もあった。
もう4年以上もプレイしているとマンネリ感が漂い、レベル上げが
面倒になる。一人で気軽に遊ぶといってもなかなかできないのがこのゲーム
なのである・・・。
今まで続けてきたのを簡単には辞められない性格なので、このヴァナディールの
最後を見届けたい気もする。だから、このままサービス終了までアカウントを
残しておきたい・・・。今、スクエニのオンライン事業(もちろん
稼ぎ頭はFF11)は黒字で、サービスが終了する微塵のかけらも見せない。
だから、いつまでお金を毎月払えばいいか見えないので、その辺がもったいないな
と思ってしまい、葛藤する部分(残したいけど払うのが惜しい)でもある。


話は変わるが、日本においてロールプレイングゲームを広めたのは言わずもがな
ドラゴンクエストであろう。それに対抗していろいろ作られていくわけだが、
今もRPGと言えば「剣と魔法の世界」であるファンタジーが主流な気がする。
ドラクエの名残が根底にあって、そうであることにみんな安心してしまうからだろう。
主人公になって物語を進めていくことはエンディングへ向けての1本道な
わけである。たとえその過程がいろいろあっても、目的はラスボスを倒すという
ことなのだ。いくらフリーシナリオシステムとかマルチエンディングとか
生まれてきたとしてもコンピュータのプログラムに組まれた箱庭の中で
プレイすることには変わりはないのである。


それが、ネットゲームになるとちょっと変わった気がした。NPCの定型の
返事ではなく、相手が人間なので、いろいろな答え、会話ができるのだ。
もちろんゲーム上のボスやストーリーはあるわけだが、その世界に入れば
その世界の時間が流れ、それに沿って動いているキャラがいる。
そのキャラはやはり人間が操作しているので、はっきり言うと何を考えて
いるのか全くわからないのである。こっちの言葉一つで笑いもし、怒りもする。
もっと一緒にいたくてもどこかへ行ってしまったりもする。
これはRPGとはいえ今までのオフラインとは全く違った感覚で新鮮だった。
それを初めて体験できたのがFF11だった。
パソコンのゲームとしてはオンラインゲームは早くからあったようだが、
家庭用向けに作られたのはFF11が最初だろう。つまりオンラインゲームの
ドラクエとでも言おうか。ドラクエも少し前のPCゲームを元に作られており、
FF11もPCゲームに感化された坂口さんや石井さんが作り上げたのだ。
そして、その新鮮さに夢中になった。1日10時間以上プレイしたり、
食事もおろそかにしつつプレイした。レベル上げさえ楽しく、新しい世界に
胸躍らせた。
ほとんどのプレイヤーは俺と同じようにFF11が最初のオンラインゲームだった
と思う。
でも、さすがに4年以上続くと飽きもする。それはやはり箱庭だからだろうか。
もしPS3FF14オンラインなどが出たとしても、画面の綺麗さだけであとは
今やってたことと変わりないような気がする。FF11初期のオンラインゲーム
初めての体験はもう二度とない・・・。
何度も言うがもうあまりプレイする気はないけれど、この世界の始まりを
見てきたから終わりも見たい気がする。
それがいつになるかはわからないけど・・・。