5周年に想いを寄せて。

チェキッ娘のファンでこの11月3日を忘れる人はいない。それだけ特別な日だから。
5年前、1999年。東京ベイNKホールで旅立ち(解散ではない(笑))ライブが行われた。
1年で1番晴れる確率が高い日。あの日も快晴で青空が広がっていた。


チェキッ娘を通してたくさんの友達ができた。知り合いの輪がどんどん広がった。
20人もの大グループなので、それぞれの子にファンがいる。オンリーな人。DDな人(笑)
DAIBAッテキ!を観覧しにいって、チェキッ娘本人達と喋るようになり、楽しい日々だった。
ただひたすら夢中だった。オフィシャルHPでチャットがしたくてノートパソコンを買った。
月〜金で放送される番組を見て、毎晩ファンサイトのチャットでアツく語った。
ネットを通じてさらに知り合いが増えた。パソコン&ネットのことは一通り覚えた。
チャットを繰り返してキーを打つ速さも上がり、ブラインドタッチもできるようになった(笑)
考えてみれば、今の俺のパソコン関係の下地はここで培われたんだなぁ。


DAIBAッテキ!が半年で終了し、形を変えてさらに半年間はDAIBAクシン!となった。
本当に夢のような1年だった。俺にとってピークは2つある。DAIBAッテキ!が終わった3月。
そして、夏のライブ前後の7月終わり頃。どちらも思い出が詰まっている。
誰とどこで何を喋ったか。大体覚えている。それだけ中身の濃い1年だった。


多分、この1年をリアルタイムでファンとして過ごした人は11/3を集大成と思うだろう。
どの人にとっても後にも先にもあんなに夢中になった日々は無いのではないだろうか。


今年8月9日にはきくちPのはからいでチェキッ娘1日だけの復活が果たせてとても幸せだった。
全員は揃わなかったけど、あのステージを見ることができて本当に良かった。
今も芸能活動を頑張って続けている子、ごく普通の女の子として過ごしている子、
新しい職業を見つけその道に進んでる子。このくらいの年の女の子が5年もたてばまるっきり
変わってるのは当たり前。でも、この8月9日だけはあの紙テープがチェキッ娘とファンを
1999年の11月3日に引き戻してくれた。
5年もたってステージを見に来てくれるんだろうか?というチェキッ娘達の不安を吹き飛ばす
ファンの盛り上がり。本当に胸がいっぱいで泣きそうだった。
あの日のアンコールを聞くことができた気がして満足だった。


だから、もうこれでいいような気がする。別にファンを止めるとかそういうんじゃなくて、
歌は好きだし、活動している子がいれば会いに行ったりするだろうし。
そして、これから5年10年たってどこかの街ですれ違ったら、笑顔を見せて欲しい。


なんだか上手く言えないけど。いい思い出としておきたい。
一生に一度かもしれない夢のようなひとときを
大勢の素晴らしい人たちと共にすることができたから・・・。