思い出

俺の初プレイは・・・確か9月15日か16日。
当時ファミコン本体はまだ持っておらず、もっぱら友達の家でプレイ
させてもらっていた。
土曜日(9/14)に上野の松坂屋で買ってもらったと友達は言っていた。
(当時ファミコンショップなんてないので、デパートのおもちゃ売り場で
買うのが普通だった)
さっそく電源を入れてプレイ。テレッテ・テレッテ・テ♪と軽快なメロディ。
今となっては世界のポールマッカートニーもお気に入りのこの曲。
跳んだりはねたりあちこち叩いてキノコを取って大きくなって
フラワーとってファイアボール投げてスター取ると曲が変わって無敵のようだ。
画面に映るもの全てに興味を示し、右へ右へと進んでいく。


とまあ、ありきたりではあるけれど、比較的早いうちにプレイできたかなと。
なぜなら、その後爆発的に売れて店頭ではほとんど見かけなくなってしまったからだ。
数日後・・・
友達が1-2の地下面をプレイ中。俺はゴールの土管前の上に昇るリフトの先が
気になって、ちょっと上に昇れる?と試してもらった。
ゴールの土管へは行かず、画面外に飛び出るように上にジャンプ。
そして、その先には・・・・土管が3本並んで英語のメッセージが書いてある。
かろうじてワープと書いてあるのを読み取り(小学生ですからw)、超興奮した。
ワープゾーンだよこれ!2、3、4の数字はおそらく面数。
もちろん先の面はまだ未体験なので4を選ぶ。
何も情報を得ず、自分でコレを見つけた感動は今でも忘れない。
(まあ、少し考えてみればわかるように作られているわけだが・・・
 そう作った宮本さんはやっぱり神だよ)
その先の4面では雲に乗ってるカメ(ジュゲム)やトゲトゲのカメ(トゲゾー)に
苦労し、全く進めず・・・ゲームオーバー。再度やり直しだ。
何度も何度も繰り返しプレイし指が痛くなったのは言うまでもない・・・。


いつクリアしたかは覚えてないんだけど、クリアした画面の英語のメッセージを
ノートにメモしてそれを辞書を片手に訳した覚えが・・・。
今となっては何のことはない英語だけどね。
もちろんそのメモが書いてあるノートは大切に持っている。
他のゲームの英語のメッセージもいろいろ書いてあって面白いよ(笑)
昔からこういう遊び方をしてきて、今もそんなに変わらないことしてるような気が。
きっと俺はずっと俺なんだろうな。